ママの玩具、投げたりしてごめんなさい

子どものこと
3歳の娘が、週末の公民館での開放プールを楽しみにしてる。

プールでは、一人一つ玩具持ち込みOKなので『私も娘に玩具を』と思った。

ケチなのもあるが、『プールの為だけに買うのも何だしなぁ』

と思い、家にある小さいペットボトルで、いわゆるゴミ玩具を作った。



ゴミ玩具とはいえ私なりに手をかけ、ビーズを中に入れたりして可愛らしく作った。

娘もとても気に入った様で、お風呂でもそれで遊んでいた。

で、週末プールにそれを持っていった娘、楽しく遊んでいたのに、どこぞのギャルママに

『何それ?手作り?ダサいね~、あんたのママ買ってくれないの?ダサイダサイ…』

と言われ。

娘はキョトン…。

しかも、そのギャルママの子までが、ダサイダサイ騒ぎだした。

娘は無視して私の方にやって来たが、その子がついてきて、ダサイダサイ連呼。

娘は半泣きになって、自分の玩具をプールの外に投げ出してしまった。

娘はその日、今までにないくらいにおとなしくなって、何も話したがらなかった。

私は少し心が痛くて

『新しい玩具買いにいく?』

と、娘に聞いた。

しかし娘は無言で、首を横にふった。

そして夜、娘が

『ママの玩具、投げたりしてごめんなさい…また遊んでいい?』

と言った。

嬉しかった。

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